食品加工事業

士幌町内には澱粉工場をはじめ、スナック製造工場、冷凍食品(コロッケ、フレンチフライ、ダイスカット、ダイスカット野菜等)工場を含む馬鈴薯コンビナート、食肉処理施設、関東にはポテトチップス工場、関西にはポテトサラダ工場を設置し、町内の農畜産物の付加価値向上に取り組んでいます。

食品工場

士幌食品工場

昭和48年度より操業を開始し、スナック菓子やフレンチフライドポテト、ダイスポテト、ポテトコロッケ、ホールカーネルコーン、ダイスキャロットなどの冷凍食品の他、レトルト製品を製造しています。地場の原料を中心に加工し、製品は大手ブランドOEMをはじめとする市販用からB to Bまで全国各地へお届けしています。

自家発電施設

食品工場や澱粉工場に北海道電力との系統連係により電力を供給しています。発電時のディーゼルエンジンからの廃熱を回収して蒸気や温水を利用するコージェネレーションシステムは食品加工処理施設のエネルギー使用量やCO2排出量の削減に効果を発揮しています。

関東食品開発研究所

埼玉県東松山市にて、昭和63年度より操業を開始し、大消費地である首都圏向けを中心としたカルビー(株)社のポテトチップスを製造しています。
士幌馬鈴薯施設運営協議会の馬鈴薯貯蔵施設で貯蔵管理された馬鈴薯を中心に消費地の近くで加工し、できたての商品をお届けしています。

関西食品工場

京都府福知山市にて、平成10年度より操業を開始し、味の素(株)社の業務用ポテトサラダ、パスタサラダなどを製造しています。

1年を通じて士幌馬鈴薯施設運営協議会の馬鈴薯貯蔵施設で貯蔵管理された馬鈴薯を使用し、レストランやお弁当、パンのフィリングなどとして全国各地で消費されています。

食肉処理施設

士幌町振興公社

常に消費者ニーズに適う「しほろ牛」生産を目指し、1987(昭和62)年に食肉処理施設「士幌町振興公社」が建設されました。最新の施設(懸垂脱骨)で処理され、1頭毎、部位毎にバーコードによるトレーサビリティシステムで管理されており、近年ではダンボールから通いコンテナを導入するなど、環境にも配慮した取り組みも進めています。

品質にこだわり産地加工された「しほろ牛」は、現在は大部分が系統の委託加工として年間約11,000頭が処理され、全国に出荷されています。

しほろ牛について詳しく見る

TOPICSトピックス

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