士幌のじゃがいも
昭和35年に近隣4町5農協(JAおとふけ、JA木野、JA鹿追町、JA上士幌町、JA士幌町)が参加し、「士幌馬鈴薯施設運営協議会」を設立し、馬鈴薯関連施設の共同利用体制を構築しました。澱粉工場の利用から始まり、現在では食用馬鈴薯の一元集荷を実施しており、令和6年度の協議会作付面積は約5,021haとなっています。
「士幌のじゃがいも」は、生食用品種については全国各地の青果卸売市場様へ出荷販売され、その後、スーパーなどで販売されているほか、加工用品種については加工ユーザー様へ出荷販売され、ポテトチップスやフレンチフライ、ポテトサラダ、コロッケなどの製造原料として使用されています。また、澱原専用品種、生食・加工用品種の規格外品はJA士幌町の澱粉工場へ集荷され、じゃがいもでんぷん(片栗粉)として加工されたのち全国の消費地、消費者へ届けられています。




品種※R6年現在
生食品種
主にスーパー等で販売されている
- 男しゃく
- メークイン
- キタアカリ
- とうや
- ひかる



加工品種
冷凍食品やポテトチップス、ポテトサラダに使用されている
- ワセシロ
- トヨシロ
- ハロームーン
- さやか
- きたひめ
- ホッカイコガネ
- スノーデン



澱原品種
片栗粉や春雨などの麺類、水産練り製品に使用される
- コナヒメ



面積(※R6年協議会実績)
生食品種 | 1,806ha (36.0%) |
---|---|
加工品種 | 2,989ha (59.5%) |
澱原品種 | 226ha (4.5%) |
合計面積 | 5,021ha |
士幌町では種子の生産から一貫した管理を行い、士幌町で生産された種子は、翌年、士幌町の畑作農家に配布され、良質で安定した馬鈴薯生産技術に取り組んでいます。
※種子用馬鈴薯については士幌町で約210haの作付けがされています。

生育過程
















作付けカレンダー
作物 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 | |
馬鈴薯 | 種芋引取 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
浴光育芽 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
植付 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
培土 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
防除 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
開花 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
収穫 |
