畑専部員の栽培日記
青年部畑作専門部会部会長の鈴木学です。
畑作専門部会では各支部1名(9支部)、本部役員2名の11名で構成され、主な活動内容は、畑作部員を対象とした学習会、専門部員で行う視察研修、土壌診断事業への協力などを行っております。
今年度はHPを用いて甜菜(ビート)を中心に我々農家が安全で安心な農作物を作るために行っている農作業の過程を紹介したいと思います。
3月中旬
7人で作業を分担し、ビートのポット詰め作業を行いました。
3月下旬
立ち枯れ病の防除にタチガレンを散布しました。
4月中旬
やや小さめだが、生育は順調です。今年は雪融けが遅く移植が例年よりおくれそうです。
5月上旬〈移植〉
積雪・長雨により、ようやくハウスで育成させたビート苗の移植作業
さて、今後の天気はどうなる事やら…
5月中旬 〈補植〉
欠株・小さな苗を植えかえる補植という作業中です。畑全体を歩いて回ります。
残り約半年間、順調に生育し多くの収穫に期待します。
6月中旬
ビートは砂糖の原料で、かぶと大根の間のような根菜です。
葉が大きくなり、かぶと大根の中間のような葉になってきました。
春先の天候不順で蒔き付けが遅れましたが、だいぶ大きくなりました。
7月上旬
鹿による食害対策に畑の周りを電牧で囲んでいます。
培土をしている様子です。
この時期に土をかけることにより収穫の際、堀取り作業が行いやすくなります。
7月中旬
左が一週間程早く植えたビートです。
右側に比べて多少大きく育っています。(写真ではわかりにくいかもしれません…)
病気(根腐病)を防ぐ為に防除をしているところです。
病気が出てしまうので早い段階で対策をします。
7月下旬
ビート畑に生える草を抜いている様子です。
葉が大きくなり、葉が朝露で濡れているので作業が大変です。
9月中旬
あともう少しで収穫です。 これからどれだけ大きくなるかなぁ。
10月中旬
いよいよ収穫の始まりです。
今年の糖度はどうだろう!?
11月中旬
今年も無事収穫が終了しました。
雪も降り始め本格的な冬が近づいてきました。今年の糖度はあまり良くなかったので来年は今年の経験を活かし頑張ります。